みなさんは、「サービスフロント」「サービススタッフ」との違いをすぐに説明できますか?
正直なところ、同じ「サービス」という言葉が付くため、なかなかイメージが湧きにくいですよね。
自動車業界の求人票で、整備士や検査員と並んでよく見かけるこの職業。
お仕事をお探しの方だけでなく、求人票を掲載する企業の担当者からも、どの職種で募集かけたらいいのか分からない・・・
といったお声も。
なかには、そんな職業あったのか!といった方も。
本記事では、そんな悩みを解消すべく、月間500枚以上の求人票を作成・校閲している求人票運営スタッフが
「サービスフロント」「サービススタッフ」は何が違うのかをなるべく分かりやすく説明します。
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まずは、サービスフロントについてご説明します。
自動車業界におけるサービスフロントとは簡単に言ってしまうと、お店に来たお客様の対応など接客対応を行う職業のことです。
ただ、接客対応としてよくイメージされる「受付」や「営業」の方が行う接客とは少し異なり、整備内容や修理内容の案内を行います。
また、時には故障箇所の診断や見積もりを行う場合もあります。
つまり、接客スキルだけでなく、整備スキルや自動車に関する深い知識が求められる職業なのです。
また、お店にくるお客様の全員が整備や修理目的ではありません。
車の購入に来たお客様には目的に合わせて、営業担当者へつなぐ必要があります。
お客様のニーズに合わせた適切な接客対応はもちろん、現場スケジュールの把握や社内各担当との円滑なコミュニケーションをつないでおくことが、この仕事の秘訣とも言えるでしょう。
サービスフロントという仕事は、主に整備士として経験を積んだ方がキャリアアップとして就くことが多く、整備業界の中でも「花形」と呼ばれることもある職業です。
そのため、この職種に就くためには整備の経験や接客のスキルが必要になります。
また、整備の内容をお客様に説明する機会もあるため、専門用語を知らない素人にも分かりやすく説明するスキルが求められます。
そのため求人の多くでは整備士としての経験や資格が求められます。
また、ディーラーでは整備士からのキャリアとして用意している場合も多く、入社後すぐにサービスフロントを任せるということはあまり多くありません。
まとめると、サービスフロントになるためには以下のことを心得ておく必要があります。
ここまで、サービスフロントには整備の経験や知識が必要としてきましたが、中には未経験からのサービスフロントの採用を行っている企業もあります。
近年では接客の要素を重視し、よりきめ細やかな気遣いができる受付スタッフや営業スタッフとして採用し、そのキャリアとしてサービスフロントを用意している企業も。
しかし、会社ブランドの顔のため、「自動車はあまり分かりません」は許されません。
そのため多くの企業は依然として整備経験者の採用を行っており、未経験採用の場合もしっかりと研修を行う企業が多いです。
まとめると、以下のようになります。
気になるお給料についてですが、整備士からのキャリアアップということも多く、企業にもよりますが年収400万円~500万円と少し高めに設定されていることが多いです。
ただし、経験やスキルに応じて変動額が大きいところもありますでの、企業側へのチェックは必要です。
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どちらも魅力的な求人票なので要チェックです!
サービススタッフとは、主にホンダ系ディーラーや量販店で使用される「整備士」に対する呼称です。
ただし、整備をメインに行うだけでなく、整備業務を行いながらも接客対応や時には販売対応まで幅広く対応していくポジションになります。
その業務の中では、実際に自分が整備を行った車の整備内容をお客様に自分で伝えることがあります。
自分で行った整備のため、伝えるのは簡単かと思われがちですが、相手は自動車に関する簡単な用語も仕組みも分からないお客様です。
整備の信頼を得るためにも、そうしたお客様でも分かるような説明が求められます。
また、見積、部品出し、説明、作業、会計など様々な業務を一人で行う必要があるため、幅広い知識やスキルが身につくと言えるでしょう。
まとめると、以下のようなイメージになります。
サービススタッフという名称は、上述した通り、国産ディーラー(主にホンダやダイハツディーラー)で使用されるため、輸入車ディーラーではあまりこういったポジションの募集はありません。
キャリアアップとして整備士から昇格するポジションというよりも、接客も行う自動車整備士という立ち位置になります。
そのため、入社時からサービススタッフとして採用されることが一般的です。
採用基準として、お客様との顔を合わせた対応が必須になってくるため、円滑で柔軟なコミュニケーション能力が求められることが多いです。
そのため、職人気質な整備士は敬遠される傾向にあります。
まとめると、以下のようになります。
年収や待遇に関しては一般的な整備士と同じ水準であることが多いです。
ただ、企業によっては役職手当や職能手当などで高い給与水準になることもあります。
また、主にディーラーで使われる呼称のため、福利厚生などが豊富なことも特徴の一つと言えるでしょう。
また、サービススタッフへの就職は今後のキャリアをより有利にしてくれることが多いです。
整備スキルや物品の管理スキル、接客スキルが身につくため、整備士への転職だけでなく営業やサービスフロントなどへの転職も優位に進めることができるでしょう。
まとめると、以下のようになります。
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どうでしたでしょうか。
サービスフロントとサービススタッフの違いを私は上手にご説明できていましたでしょうか。
どちらの職業も日本の自動車業界には無くてはならない職。
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