目次
自動車整備士の転職―志望動機を書くときに気を付けることって?
自動車整備士の転職―いざ送付!書類送付マナーに注意!(郵送編)
自動車整備士の転職―いざ送付!書類送付マナーに注意!(メール編)
1、自動車整備士の転職―志望動機とは?
履歴書を作成する上で欠かせない志望動機。これは企業が、“求人に応募した理由”をもとに、貴方という存在を経歴以外で判断するための項目の一つです。例えば、「待遇がいいから」「どこでもいいから」なんて書いてある志望動機では、「うちじゃなくてもいいじゃないか」「採用しても長続きしなさそうだな」と採用担当者は感じるでしょう。企業の採用担当者は、会社にとってより良い存在を常に見極めようとしていて、この志望動機という項目では、会社にとって長く働いてくれる人材かどうか、熱意があるかどうかを判断しています。なので、志望動機を書くときは「この企業で働きたい!」という熱意が伝わるような文章を考えていくことが大切です。
2、自動車整備士の転職―志望動機を書くときに気を付けることって?
先述した通り、志望動機は履歴書の中でも、採用担当者に比較的注視される項目であるということが伝わったかと思います。このことからわかる通り、志望動機をおざなりにしていては、書類選考の通過確率は著しく低下してしまうのです。では、「採用担当者に好感を持ってもらえる志望動機の書き方は?」その疑問に答えます。こと自動車整備士の転職においては、下記の3つの項目に着目して志望動機を組み立てていくことが大切です。
・企業理解を深め、「この企業でないといけない理由」を説明
・自動車整備士としての、キャリアプランの明記
・経歴や資格に基づいた、入社後のビジョンや貢献度のアピール
特に気を付けるべきは、「この企業でないといけない理由」の部分です。自動車業界での整備職は、国家資格に則った業務が主になります。つまり、どの企業でも自動車整備士の大まかな業務の流れは同じなのです。だからこそ採用担当者には「この企業で整備士として働きたい理由」が刺さります。しかし、この志望動機を考えるためには企業理解が必要になります。企業理解とは、その企業の情報収集を行い、理念や方針などに理解を深めることです。
「企業理解を深め、採用担当者に刺さる文章を考える」
これが、志望動機を作成する上で最も気を付けるべき部分といえるでしょう。
3、自動車整備士の転職―志望動機例文
例文)民間指定工場からディーラーへ転職の場合
自動車業界では、日々新しい技術が開発・研究され、その技術が自動車に搭載されています。自動車整備士という職業は、常に新技術を搭載した車両の整備を行っていかなければなりません。今まで私は約◯◯年間、民間工場で整備業務に携わってきました。そのなかで、様々な技術に触れ、より最先端で新技術に携わっていけるディーラーで働きたいと考えました。中でも貴社の「◯◯◯◯(システム名など)」にとても興味があります。今まで関わってきた、様々な車種の整備経験や技術を活かしつつ、業界の最先端である貴社で自分自身の技術向上を図り、貢献していきたいと考え、志望いたしました。
例文)ディーラーから民間工場へ転職の場合
今まで私は「◯◯(メーカー名など)」のディーラーで整備業務に携わってきました。仕事の中で特定の車種だけでなく、垣根なく幅広い車種の整備に携わり、整備技術を向上させたいと思い転職を考えておりました。そんな折に、貴社のホームページを拝見いたしました。中古車の買取、販売から整備、修理など幅広く事業を展開しておられた部分、また、貴社の「◯◯◯(企業理念や経営方針など)」という企業理念に大変共感し、志望させて頂きました。入社後は、今までの整備経験を活かしながらも、新たな車種の整備技術も習得し、お客様への丁寧な接客などを心がけ、貴社に貢献していきたいと考えています。
4、自動車整備士の転職―履歴書の細かいマナーチェック!
採用担当者に、自分の人物像を伝える履歴書。できるだけ好印象を持ってもらうため、色々とアピールしたくなるのが人の性です。しかし、履歴書は正確かつ丁寧に書くことが何より大切なポイントとなります。自動車整備士という職業は、業務上、注意深さや正確性を求められます。当たり前ですが、いい加減で適当な作業など許されません。何が言いたいかというと、採用担当者は、貴方の作成した「履歴書」を見て、自動車整備士としての適性を判断している可能性があるのです。全てにおいてそう、とは言い切れませんが、履歴書の内容が間違っていたり、雑だったりする人が、車検点検を完璧にこなせるかというと、疑問が残りますよね。どんなに、華々しい経歴でも、一般常識が欠如していると判断されれば、その時点で見送られることもあるので注意しましょう。完成後、今一度チェックしてみましょう。
5、自動車整備士の転職―いざ送付!書類送付マナーに注意!(郵送編)
さて、せっかく履歴書を作成しても企業の採用担当者に伝わらなければ意味がありません。そこで書類を郵送するときに気を付けなければいけないマナーをまとめます。
自動車整備士が緻密さや正確さが求められる仕事だということは説明した通りです。採用担当者は書類の中身や面接を重視しますが、その面接に臨めるかどうかは届いた封筒を見た時からスタートしています。封筒の書き方がマナー違反だと、最悪の場合中身を見ることなくお見送りとなるケースもあります。封筒の書き方とチェック表を参考してみてください。
6、自動車整備士の転職―いざ送付!書類送付マナーに注意!(メール編)
転職活動中に、採用担当者から履歴書をメールで送付するように求められることも多いかと思います。普段から使っているツールだからこそ細部にまで気を遣う必要があります。なぜなら、個人情報のやり取りを通して「ビジネスで個人情報と扱う心得があるか」というポイントもチェックされています。以下で、履歴書をメール送付する場合のマナーをまとめます。
送付を要求された時は速やかに送る
採用担当者から履歴書をメールで送るように求められたら速やかに送りましょう。送付が遅くなると、メールを確認していないとマイナス評価されることもあります。履歴書は転職活動時に必ず必要なものですから、事前にメールで送れるデータを準備しておくことが大切です。もし紙の履歴書しか用意していないなど提出まで時間がかかる場合は、「いつまでに送付します」と具体的に日付を記したメールを送っておきます。
履歴書はパスワードを付けて送付する
ビジネスにおいて個人情報を取扱う際は細心の注意が求められます。履歴書も個人情報の塊ですから、しっかりパスワードをかけて送付します。その場合、1通目は履歴書のファイルを添付し、2通目でパスワードを送付するとベストです。
件名・本文は簡潔に書く
採用担当者は毎日大量のメールをチェックしているので、件名が分かりづらいと他のメールに埋もれてしまうこともあります。件名には「名前」「用件」を簡潔にまとめて送ります。
ファイル送付メール
パスワード送付メール