「EVやハイブリッドが増えてきたけど、整備士としてこの先どうするべきか悩んでいる…」
「今の知識や技術のままで、次の時代にも通用するだろうか?」
そんな不安を感じている整備士の方も多いのではないでしょうか。
クルマの電動化が急速に進む中で、整備の現場にも新しい知識と対応力が求められています。
そこで注目されているのが、「電気装置自動車整備士」という新しい選択肢です。
本記事では、電気装置自動車整備士とは何か、なぜ今必要とされているのか、どうすれば目指せるのかを分かりやすく解説します。
電気装置自動車整備士とは、EVやHVなどの電動車両に搭載されている高電圧バッテリー、モーター、インバーターといった電気装置を安全かつ正確に整備できる技術者のことを指します。
自動車整備士としての基礎的な知識に加えて、電気工学や高電圧の安全知識が求められ、これからの整備現場で活躍が期待される“次世代整備士”です。
従来の整備士はエンジン、ブレーキ、サスペンションなど「機械部分」の点検整備が中心でしたが、電気装置自動車整備士はそれに加えて「電気系統」を扱えることが特長です。
しかし、この役割は上位互換ではなく、整備現場では機械系と電気系の連携が今後ますます重要になります。
両者が補完し合うことで、安全で確実な車両整備が実現します。
電気装置自動車整備士として活躍するには、以下のような資格やスキルがあると非常に有利です。
専門的な分野に感じるかもしれませんが、以下のステップを踏めばしっかり身につきます。
スクールに通うだけでなく、YouTubeやメーカーのeラーニング講座も上手に活用すると効率よく学べます。
EVの販売台数は毎年右肩上がりで増加していますが、それに対応できる整備士はまだ不足しているのが現状です。
2030年には電気装置自動車整備士が50万人以上必要になるという予測もあり、これからの10年で非常に大きなチャンスが広がっている分野です。
この分野で経験を積めば、次のようなキャリアパスが期待できます。
現場で経験を積みながら、「次世代のプロフェッショナル」へと成長できる道がここにあります。
クルマが進化すれば、整備士も進化する。
電気装置自動車整備士は、今ある知識に“電気”というスキルを加えることで、新たなチャンスをつかめるキャリアの選択肢です。
「今の整備の仕事を続けながら、次のステージへ進みたい」
そんな思いを持っている方にこそ、ぜひ目指していただきたい職種です。
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