整備士のワークライフバランスって? 意味や取り組み事例を解説!
2023.09.21更新

整備士のワークライフバランスって? 意味や取り組み事例を解説!

 自動車整備士の転職―ワークライフバランスとは?

ワークライフバランスとは、翻訳すると「仕事と生活の調和」となります。内閣府の定義としては、「老若男女誰もが、仕事、家庭生活、地域生活、個人の自己啓発など、さまざまな活動について、自ら希望するバランスで展開できる状態。」となっています。端的に言えば、仕事とそれ以外(友人関係、趣味)に関しての、毎日の時間の割合や比率のバランスのことです。

ワークライフバランスという言葉は最近になって多く聞くようになりました。この言葉は労働者のワーカホリック化(仕事中毒)に伴って増加した家庭崩壊や過労死などといった仕事と生活のアンバランスが原因で引き起こされる悲劇に対し、政府がアメリカから持ち込んだ考え方です。もともとは、1980年代アメリカで女性進出による子育てと仕事の両立のため生まれた考え方からくる言葉なのです。

現在、日本企業ではワークライフバランスの支援制度を積極的に進めています。意外と知られていないのですが、ワークライフバランス支援制度にて一定の基準を満たした企業は「くるみんマーク」という厚労省認定の企業マークを取得することができます。皆さんも知っている、「日産自動車株式会社」や「本田技研工業株式会社」などといった自動車業界の大手企業もこのマークを取得しています。

自動車整備士の転職―残業時間の平均は?

では、自動車整備士のワークライフバランスは実際のところどうなのでしょうか?

まずは日々の労働時間、つまるところ「残業」についてみていきましょう。自動車整備士の仕事には残業が多いような、暗い夜に工場の蛍光灯の下遅くまで働いている、そんなイメージがあります。しかし、実際の残業時間は企業によって変動します。顧客第一を考え、シフト制での夜遅くまでの勤務がある企業もあれば、業務をコントロールし、定時をしっかり守らせる企業もあります。

とはいえ、国内の自動車普及台数から考えても多少の残業はどの企業でも発生しうると考えていいでしょう。そうなってくると平均的な残業時間は具体的にどれくらいなのか、気になりますよね。厚生労働省の調査によると、自動車整備士の月平均残業時間は「約20時間」となっています。週休2日の月20日勤務で考えて、1日1時間の残業となります。実際のところ、他の一般職に比べ著しく多いとも少ないとも言えません。

では業態ごとに分解してみましょう。用品販売店では営業時間の幅広さからか残業は1日あたり1.5~2時間ほど、月換算して35時間といったところです。次に、民間の整備工場といった整備専業の場合です。ほとんどの企業で、残業はなく、あったとしても月に10時間未満となっています。その一方、ディーラーや中古車販売店では、整備台数のノルマが設定されている場合も多く、月の残業時間が40時間を超過する場合もあるそうです。

残業時間を考えるうえで一つ注意したいのは、繁忙期です。自動車整備士の仕事では、車検が多い月や雪が降る前などはお客様からの受注量が大幅に増加し、企業によっては休日出勤が必要になるケースもあります。(主に1~3月)とはいえ、繁忙期に業務量が増えるのは自動車整備士に限った話ではないですし、平均残業時間も30時間程度となっております。もちろん、企業によって繁忙期の乗り切り方はそれぞれですので、具体的な数字が気になる方は、面接時などでしっかりと確認しておくことが大切です。

自動車整備士の転職―休暇、休日ってどれくらいある?

続いて、自動車整備士の休日と休暇についてみていきましょう。ディーラーの場合は週休2日制や月6~8のシフト制での休みを設定していることが多く、長期休暇などは交代休で対応するなど年間110日~120日程度の休日が目安となっています。基本的にディーラーの定休日は火曜や月曜となっており、土日や祝日などは世間と異なり出勤となる場合がほとんどです。特に、2019年からトヨタ系ディーラーが120日に年間休日を増やしたことに感化され、ほかの直資ディーラーでも年間休日120日の採用が増えているようです。非常に魅力的に見えますが「年間休日は増えたがその分残業が増えた」という声もあるので、転職前には残業時間にも着目しましょう。

反対に民間の整備工場では、週休1~2日といった変則的な休日が多く、長期休暇としては、年末年始休暇や夏季休暇を除いた大型連休は企業ごとにあったり、なかったりします。そのため年間休日としては96日~120日まで、幅広く存在しています。ただ、ディーラーと違い家族経営の工場が多いためか、土日や祝日を家族の時間とし、定休日に設定しているケースも少なくありません。

上述した話からも、長期休暇の充実を優先するならディーラー、土日の休みを優先するなら民間の整備工場がおすすめと言えます。

ただ、なかにはどちらも妥協したくないという方いらっしゃいますよね。そんなあなたにお勧めしたいのは中型・大型車整備のお仕事です。中型・大型車整備を専門とする企業でのお客様は基本的に中・大型車を保有する企業です。民間企業の多くは土日休みで年間休日も110日~120日となっています。BtoB、つまり企業同士での取引の場合、相手が休んでいるときに仕事をしても連絡を取ることができないため、同等の休日形態を取っていることがほとんどなのです。

土日祝休みも長期休暇も充実させたいという方にはこういった企業がおすすめです。しかし、一長一短といいますか、中型・大型車整備は一般車両よりも取り扱う部品が複雑だったり、タイヤが大きいなど一般整備よりも体力を使う業務内容になっています。そう言った業務内容も加味して自分に合った企業を選びましょう。

自動車整備士の転職―まとめ

今回は、自動車整備士のワークライフバランスについて話していきました。あくまで予想ですが、皆さんの想像よりも自動車整備士のワークライフバランスはそう悪くなかったのではないでしょうか?

また、カーワークアシストでは、「土日祝休みの企業」「年間休日120日以上の企業」「中型・大型車整備の企業」などの求人も多数ご用意しています。その中でも、選りすぐりのHOTな求人を何点かご紹介致します。

土日祝休みの企業

年間休日120日以上の企業

中型・大型車整備の企業

30,000店舗との独自ネットワークで最適な求人を見つけます

毎月600件の新規求人数。求人件数は10,000件以上!カーワークアシスト独自のネットワークにより、全国から新しい求人が集まり続ける体制を構築。豊富な選択肢から、あなたの理想の求人をご紹介します!