飛び込んでみないとつまらない! ~好奇心に従い自動車業界へ~
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ーわかなさんはなぜ自動車業界で働こうと考えたのですか?
理由としては車が好きだということが大きいですね。
車好きの父にモーターショーやドライブへ連れられていたら、いつの間にか車が大好きになっていました!
今では、マニュアルの愛車に乗ってドライブするのが趣味になっています!
ーお父様の影響で車が好きになったんですね!自動車業界は女性が少ないですが、不安は感じなかったですか?
正直な話、就職で男女比を気にすることはなかったですね。
というのも、男女比などの業界に対する不安より自身の好奇心の方が勝っていたので!
私は好奇心が強くて、新しい環境やコミュニティと触れ合うのが好きなんです!
実際、学生時代にも塾講師のアルバイトで同世代と絡むより、スーパーのアルバイトで普段触れていない世代の方と触れ合うのを優先していました。
ー凄いですね!私は新しい環境に飛び込むのに尻込みするタイプなので、尊敬します!
もちろん、私も怖気づいてしまう時はありますよ?
ただ、基本的には「新しい環境に飛び込んでみないとつまらないな」と思っているので!
ー素敵な考え方ですね!実際飛び込んでみて、自動車業界の印象はどうですか?
入社前のイメージとしては、少し泥臭いイメージをしていました。
特に私の会社はトラックを扱う会社なので。
ただ、実際に入ってみると全然そんなことは無くて、いい意味で予想外でした!
私の会社に限って言えば、部署の1/3は女性なので、女性が少ない印象も無いですね。
ー良いギャップがあったんですね!貴社では女性活躍推進に力を入れているようですが、職場環境はどう感じていますか?
職場の環境としては、働きやすいと感じています!
というのも、弊社は法人の営業が多い関係で、他のサービス業に比べるとお休みがしっかり取れるんですよ。
年間120日は休みがありますし、まとまったお休みを取れるのも嬉しいです!
福利厚生も充実していて、面白いところで言えば、会社内で勤務後にお酒が楽しめるバーのような場所が設けられてます。
車好きとしては色々な車を見られるので、凄くワクワクする環境です!
トラック買取りの営業部ってどんな仕事をしているの?
ーわかなさんは営業部とのことですが、実際の業務内容を教えてください!
私の部署は、トラックや商用車の買取をやっています。
「査定のアポイント、査定、商談、買取、買い取った車の販売」というのが私の所属している部署全体の業務になります。
私の主な業務は買い取った車の販売先の手配、車両のパーツをECサイトに登録する業務になります。
なので現場仕事というよりも、内部で動くデスクワークの仕事になりますね。
わかなさんに立ちはだかった困難…
ーわかなさんは入社した時から、内部で動く業務を担っていたんですか?
実のところ、私も元々はトラックの買取査定の業務をやっていたんです。
ただ、買取査定の業務を行う上でひとつ問題がありまして…
トラックのキャビンって分かりますかね?
トラックの一番前、運転席のある箱の部分なんですけど。
買取査定の際にキャビンを上に上げなきゃいけないんですが、それがすごく重いんです!
その作業を一人で行うのが、自分には少し難しいと感じまして…
ーそれは大変ですね。完全な力仕事なので、人に依存してしまいますよね。
そうなんです。それで上司に相談した結果、内部での販売先の手配やパーツの登録などの業務を行うことになりました。
学生時代に演劇の照明をやっていたんですけど、背景変えて、スポット当てて、劇全体を支えるのが凄く楽しかったんです!
それで裏方から支えるのは好きだったので、今の仕事は私に適した仕事だなと感じています!
ー良いですね!困難なことがあっても、自分に出来ることで輝いていますね!
難しい状況だからこそ、感じる大きな達成感!
営業の方が買取してきた高額な車両を、無事に販売先を選定して運ぶことが出来た時ですね!
営業の方が高額で買取をした車両があったんですが、時期が年度末だったんですよ。
年度末でどこも忙しく、さらには高額な車両という販売先を探すのが難しい条件下で、
無事に販売先を選定し、数字を積み上げられた達成感と嬉しさは忘れられないですね!
ーそれは嬉しいですね!大変な状況だった分、売れた時の喜びもひとしおですね!
実際、売れずに不良在庫になってしまう車両もあるので…
売れた際は、アポイントを取った方や買取を行った方も安堵して、喜んでいました。
苦労した結果、私だけでなく周りの人が報われたことも嬉しかったです!
男女比の心配は無用!むしろ女性だからこそ自動車業界に飛び込んでみて!
ー今後の自動車業界で働く上で、成し遂げたい夢や目標はありますか?
私の目標としては、専門的な部品や作業の話であっても「この人になら任せられる」と思ってもらえる、業界のプロフェッショナルを目指しています!
ソフトウェア・ハードウェア問わず、専門的な知識を持ち合わせた女性って少ないと思うんです。
なので、業界内プロフェッショナルとして活躍する女性のパイオニアのような存在になりたいと考えています!
ー素敵な目標ですね!最後に、自動車業界を目指す女性にメッセージをお願いします!
自動車業界は確かに男性の方が圧倒的に多いです。
ただ、そこで不安にならなくても大丈夫です!
実際働いてみると、女性が少ないからこそ大切にされる場面って結構あるんです!
女性を増やそうと働きやすい環境を整えている企業も増えてきています。
車が好き、待遇、家からの距離など理由は何でも構わないので、
女性が少ないのは、むしろ活躍できるチャンスだと考えて目指していただければと思います!
編集:KUROSAKA,Y.