ショップ店員から「会社の顔」へ!車好きな、いとうちゃんが飛び込んだ自動車業界!
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ニックネーム:いとうちゃん
職種:ショールームアテンダント
会社名:並木盛自動車株式会社
店舗名:ボルボ・カー豊洲
趣味:愛犬と過ごすこと、ラーメン巡り
出身地:山形県
地元のいいところ:果物や米沢牛が有名だけど、ラーメンが美味しい!ラーメン店舗数全国No1!
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自動車業界の仕事に惹かれたのはお父さんの影響
ー入社前は何をされていましたか?
高校卒業ののち、図面を作ったり、部品の加工をする建築関係の仕事をして、その後アパレルスタッフとして働いていました。
ー建築からアパレルに転職されていますが、どんな経緯があったのですか?
高校が工業高校だったので、学んだことを活かすために建築関係の仕事についていました。
ただ、そこからやりたいことをやれないまま終わるのも嫌だなと思い、すごく好きだったブランドで働いたのがきっかけです。
ーその後、御社を選んだ理由を教えてください。
働いていたアパレル会社が関東全店舗を撤退してしまい、辞めざるを得なかったのです。
違う業界で挑戦したいという気持ちと、もともと車が好きだったこともあって、仕事を探していく中で車屋さんのショールームなどで自動車に携わる仕事がしてみたいと思っていました。そして、転職活動中に、たまたま弊社のことを知り、弟が昔ボルボの車を所有していたこともあり、何か縁を感じて受けようと決心しました。
ービビッと来たものがあるのですね!もともと車好きとおっしゃっていましたが、何から影響を受けたのですか?
お父さんが車が大好きで、小さいころから私も弟も車についていろいろと教えられて、ずっと身近に感じていました。その影響で弟もいろいろな車に乗っていました。
私も免許は持ってはいるのですが、車を持っていないので、ペーパードライバーになっていますね(笑)ただ、車を眺めたり、友達に乗せてもらってドライブするのは好きです。
接客のギャップに苦しんだ入社当初
ー主な仕事の内容を教えてください。
ご来店されたお客様のご案内、電話対応や毎月のイベントの準備をしています。
他にも、顧客リストの作成や備品発注、来場集計確認など一般事務の作業もあります。基本的に、お客様が来られないときは事務作業をしています。
ーやはり、土日はお客様が多く来られて忙しいですか?
そうですね。平日に事務作業をやって、土日に接客メインで動いています。
また、平日は一人ですが、土日は別の受付の方がいらっしゃるので、分担して作業しています。
ー入社前と、ギャップはありましたか?
正直、入社してからギャップばかりでした。前職は若い子向けのアパレルブランドで、若い子向けの接客対応だったんですよ。
それに比べて、弊社のお客様は年齢層が高く、高所得者の方も多いので、接客の対応や言葉遣い、身だしなみを改める必要があり、最初は周りに迷惑をかけてばかりでした。
しかし、その都度先輩や上司からアドバイスを頂いたり、外部のビジネスマナー講習に通わせていただき、スキルを習得することで徐々にギャップを埋めていきました。
そのビジネスマナー講習は、私の成長のために、会社負担で通わせていただいたのでとても感謝しています。
ーお客様の層が変わることで、接客の仕方が変わったんですね。
プレミアムな接客を学ぶために、研修に通わせて頂いたり、様々な経験をすることで、やっと今に至るという感じです。それでも、まだまだ勉強中です。
やりがいを感じることができる仕事と環境
ーやりがいを感じたときはありましたか?
1番はお客様に喜んでいただいたときです。お客様に感謝されたり、気軽に接していただけると、嬉しさや、やりがいを感じます。ふらっと来て、世間話して帰るお客様もいらっしゃいます。
ーお客様がそんな風に気軽にご来店できるなんて、素敵な会社ですね。顔なじみのお客様もいらっしゃるんですか?
多くはありませんが、いらっしゃいます。ご来店時に、名前を憶えて頂いたりするとすごく嬉しく思います。
基本的には、セールスマンがメインで接客するので、私がお客様と話す機会はほとんどありません。直接お話するより、店内のご案内やお茶出しなどのさりげない気遣いで裏方として接することが多いです。その中でも、「いとうちゃん!元気?!」とフランクに挨拶していただけると、嬉しい限りです。
ー業務の中で、ご自身の長所が活かされていると感じたことはありましたか?
ー素敵な長所ですね。働く中で、職場の雰囲気はどのように感じますか?
自動車業界って、皆ピリピリしてて、残業も遅くまであるようなイメージだったんですけど、この会社はアットホームで吃驚しました。社長も上司もメンバー想いで、よく声をかけていただきます。また、弊社ではスタッフのプライベートも重視していて、残業もほとんどありません。売上もしっかり上げて、定時に帰るということを皆さん徹底されています。
ーいい意味でギャップがあったのですね!皆さんの仲の良さが伝わってきます!
プライベートも充実!私を支えてくれるもの
ー仕事終わりには何をやっていますか?
家に帰って愛犬と戯れるのがルーティンになってます。私は仕事があるので、ほぼ留守番させてしまってるのですけど、帰ってきたら迎えてくれて、それだけで仕事の疲れが吹っ飛びますね。
ー休日の過ごし方について聞いてみたいのですが、平日が休みなのですね。
休みは、水曜と第1第3火曜日です。
前職も平日が休日だったので、そこに関しては特に不満はありません。
土日休みじゃないのが大変という声もあるんですけど、平日休みの方がどこに行っても混まないので、私はメリットだと思っています。
ーやっぱり休日も愛犬と過ごされることが多いですか?
誰からも頼りにされるショールームアテンダントに
ーここまで、これまでの経緯や現在の業務のお話をしていただきましたが、今後の目標はありますか?
目標は、いつかオーナーとしてボルボカーに乗りたいと思います。あとは車じゃないですけど、バイクの免許も取りたいと思っています。
でも、車業界にいるからには、ペーパードライバーを脱却して運転に慣れないといけないんですけどね(笑)
ー仕事の面で、目指している人物像はありますか?
私が入ってくる前にいた、ショールームアテンダントの方が素晴らしい方だったみたいで、直接会ったことはないんですけど、セールスマンに聞くとかなり仕事ができる方とよく聞いていて、その人に近づけるように頑張りたいなと思いますね。
ーそんな方がいらっしゃったんですね。どんな面ですごいと噂されていたんですか?
具体的には、接客に関してです。私は、まだ勉強不足で車の内部については分からないんですけど、その方は車の機能や保証についても頭に入っていたそうです。自動車についてお客様に聞かれると、私はすぐにセールスマンに頼ってしまうのですが、その方は、一定の質問には答えれるようなアテンダントだったらしいです。
車の知識を兼ね備えたアテンダントだと、お客様もセールスマンも安心できるので、そういう面でもっと成長しないといけないなと思います。
―すぐにお客様の質問に答えれたら理想的ですよね、そのために今頑張っていることやチャレンジしていることはありますか?
日々進化しているボルボカーの機能がパソコンで学べるので、隙間時間はそれを使って勉強しています。あとは、セールスマンとしっかりとコミュニケーションを取って、業界情報を吸収しています。
ー理想のアテンダントの方に近づけるように頑張っているんですね!
未来を担う自動車業界の女性たちへメッセージ
ー最後に、今自動車業界を目指す人や入ろうかどうか悩んでいる人にメッセージがあればお願いします。
男性が多い業界ですが、意外と女性の意見も尊重してくれることが多いですよ。車が好きであれば、未経験でも年齢も関係ないです。特に、受付事務という仕事は、気遣いややる気があれば、経験が無くてもスタートできる職種だと感じました。
私は、前職で女性社会だったので、女性ならではの複雑な部分も経験しました。一方で、自動車業界はある意味自分のペースで仕事ができ、意見なども受け止めてくれるのが非常にやりやすいと感じました。
また、女性だからと気を使われることもないですし、女性ならではの意見を尊重してくれるので働きやすいです。ぜひ実際に働いてみてください!
ー働きやすい環境で仕事をされているのが、取材を通して伝わってきました。いとうちゃん、素敵なメッセージありがとうございました!
編集 ONOSAKA.R