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「3分で読める!」変わりゆく、モータースポーツのハナシ

「3分で読める!」変わりゆく、モータースポーツのハナシ

2000年代までは地上波でF1、インディー、WRC、ル・マンなどの世界選手権、スーパーフォーミュラ、スーパーGTなどの国内レースが毎週のように放映され、ホンダやトヨタといった日本メーカーが日本企業のスポンサーロゴを付けて大活躍していました。ところが現在ではモータースポーツを取り巻く環境は大きく変わりました。そこで今回は、モータースポーツの今までと、これからについて考えていきたいと思います。

 

 

モータースポーツはここから始まった!

今をさかのぼること130年以上、1887年4月28日にフランスのパリで行われたものがモータースポーツの起源らしい。らしいと書いたのは記録が残っていないからです(笑)。記録として残る最初のレースは1894年7月22日に開催された、パリ - ルーアンレース。今では考えられないですが、当時は蒸気自動車とガソリン自動車とが混在していました。そんな中で開催されたレースの狙いは、これからの普及を目指していたガソリン自動車と当時普及していた蒸気自動車との性能比較。このことから当時のモータースポーツはまさに自動車の走行性能を高めるための「実験室」的な位置づけだったと思います。

ここから、自動車の普及に伴い、モータースポーツはどんどん盛り上がり、その熱は冷めることなく1900年代へ。当時の流行はもっぱら「都市間レース」で、世間の盛り上がりに呼応するように事故の数も激増、、、沿道の観客を巻き込む事故が多発した結果、レース専用施設でありコース内に人の出入りができない「サーキット」が考案され、ここに現在の「サーキットレース」が確立されました。日本でも1962年に鈴鹿サーキットが完成し、1964年、ついにホンダがF1に参戦。日本国内もモータースポーツの熱が徐々に上がってきたのです。

 

これぞモータースポーツの黄金期!

いよいよモータースポーツ黄金期到来!1980年代~2000年代、アイルトン・セナ、アラン・プロスト、ミハエル・シューマッハ、ミカ・ハッキネン、佐藤琢磨をはじめとするキャラが濃いドライバーが凌ぎを削っていました。(ちなみに40代の筆者の思い出と言えば鈴木亜久里。濃い~ルックスで、とんねるずとのゴーカート対決で負けた時の、罰ゲームの「坊主」は笑った)。F1以外でもグループCではル・マンを中心にしてトヨタ、日産、マツダ、メルセデス、ポルシェ、ジャガーなど豪華なビッグネームが溢れていた時期でした(当時、日本はバブルだったから色々なマシンに日本企業のロゴが付いていた)。

まだデジタル設備も少なく、各メーカー、ドライバーたちは正解を求めて、独自路線で試行錯誤しています。そのため、各チームのマシンは多種多様なシルエットになり、レーシングマシンを眺めるだけでも本当に楽しかったんです。レースの展開も、マシンが故障するのは当たり前。だからこそ劇的なレース展開になりました。(1990年のルマンとか・・・・)

当時はモーター「スポーツ」という側面が強かったのではないでしょうか。壊れたマシンを何度も何度も修復して、コースに送り出すメカニック。重いハンドル、重いクラッチ、剛性が低いマシンに手こずりながらもコースを攻めていくレーシングドライバー。メカニック、ドライバー共に泥くさく、汗くさく、コンマ1秒でも速く、男たちは走り続けました。

 

変革期を迎えた!モータースポーツ

2010年代以降、モータースポーツは変わり始めました。どのマシンを見ても、どこのチームか分からないほど同じ形、同じエンジン音、さらに最先端のデジタル設備で何回もシミュレーションをしているので、レース中にマシンは壊れることはありません。そのため予想外のアクシデントが減り、先述したような、青春ドラマのようなスポ根の側面が薄れてしまいました。そこで観客の興味を引き付けるため、レース中にアイテムで性能をブースト可能なKERS(カーズ)やドライバーやピットメンバーの無線をリアルタイムで聞けるレースなどエンタメの側面が強まっています。

また自動車メーカーも昔はF1やル・マンで勝つことは、技術優位を見せつけるための場でしたが、その意味合いも薄れてきました。モータースポーツの技術が街中で走っている量産車にフィードバックされることも少なくなり、F1のためにF1の技術開発する、そういった状態になっています。

 

どこへ向かう?モータースポーツの未来!?

最近の話で言うと、2020年6月13日~14日にル・マン24時間レースがバーチャルで開催されました(eスポーツとしてシミュレーターの中で24時間レース)。フェルナンド・アロンソやマックス・フェルスッペンなど現役バリバリのレーシングドライバーが参加していました(このメンツが集まるとはマジだな!)。自動車メーカーは、既存のモータースポーツの枠組みを超える日がくるかもしれないと感じました。モータースポーツはさらにエンターテインメント性を増し、さらに高度なバーチャル技術やAIが導入されるかもしれません。そうなると、ドライバーの脳波でマシンを操縦できたり、観客がドライバーと同じ視点で観戦できたり・・・。自動車産業はMaasやCASEといった100年に一度のモビリティ革命が叫ばれていますが、モータースポーツ界も、この革命により劇的に変わる可能性を秘めています。レーシングメカニックの仕事も、今までのタイヤ交換やマシン修復だけでなく、システムエンジニアとして新たな技術分野が付け加えられるかもしれません。

 

モータースポーツに参加している企業をご紹介

クルマ好きなら一度は憧れたことがあるモータースポーツ業界。バーチャルなレースが始まったとはいえ、主役はまだまだフィジカルなレース。そのレースを支えるレーシングメカニック。レーシングメカニックというと遠い世界と思いきや、意外と身近なところにも。ということで、ここからは実際にレースに参加し、レーシングメカニックを輩出している企業の一部をご紹介。自動車整備士としてしっかりと収入を得ながら、憧れのレーシングメカニックを目指してみては?

 

ニュルブルクリンク24時間耐久レース

ドイツのニュルブルクリンクで毎年開催される耐久レース。24時間でどれだけ長い距離を走れるかを競う。日本では「ニュル24時間レース」や「ニュル24耐」といった略称で知られている。日本からはスバルが全国のスバルディーラーからメカニックを選抜し参戦。

ニュルブルクリンク24時間耐久レースの詳細はこちら

 

【東京スバル】

 

【千葉スバル】

 

スーパーGT

全日本選手権で行なわれる2ドア市販車ベースの最高峰のレースで、エンジンへの吸入吸気量の制限により、出力を約500馬力とした「GT500」と約300馬力にした「GT300」とがある。GT300クラスではディーラーチームが優勝するなどディーラーメカニックも活躍している人気のシリーズ。

スーパーGTの詳細はこちら

 

【ホンダカーズ東海】

 

【福岡日産】

 

86/BRZ Race

86/BRZ Raceは、国内Aライセンスがあれば誰でも参加できる本格FRスポーツカーを操って楽しめる数少ないワンメイクレース。車両はナンバー付きで普段乗りしている愛車でレース参加できることも特徴。

86/BRZ Raceの詳細はこちら

 

Netz Cup Vitz Race

Vitz GR SPORT “Racing” PackageもしくはVitz “RS Racing”と、国内Aライセンスがあれば誰でも参加することができるアマチュアレース。全国主要7サーキットで開催され、参加者の半数がビギナーレーサーで女性も多く参加している。

Netz Cup Vitz Raceの詳細はこちら

 

【ネッツトヨタ中京】

 

【ネッツトヨタ熊本】

 

N-ONE OWNER‘S CUP​

N-ONE OWNER‘S CUPは2014年から新たに始まったHondaの軽自動車「N-ONE」によるナンバー付きワンメイクレース。市販のN-ONEにいくつか必要な装備を追加すればレース参加可能。

N-ONE OWNER‘S CUPの詳細はこちら

 

【ホンダパドック】

 

【ホンダカーズ福島】

 

【ホンダカーズ埼玉北】

 

【ホンダカーズ三重】